頑張った友に泣きまくり
「フルマラソン以上の距離を走ってみたい」と言いながら、なかなか踏み出せなかったラン友が、12時間でどこまで行けるか、チャレンジした。
半年前、ウルトラマラソンに対する考えの甘さと、自己評価の低さにぶちギレて、
本気で怒った。
嫌われてもいいと思った。
このまま挑戦しないまま、
夢を諦めて欲しくなかったから。
当日。
徹夜の応援に向かうと、彼女がお世話になっているストレッチのトレーナーさんと出会った。
「あなたのことは彼女から聞いています。
とても厳しくて、でも強くて優しい、と。」
嬉しかった。
何がなんでも目標達成して貰おうと思った。
夜中2時。慣れない深夜ラン。
彼女を睡魔が襲う。
「辞めるスイッチ」が入らないようにと、
歩いてもいいから、という私に
「コース上は歩かない!ランナーだから!」と。休憩を取って走り出した彼女の背中がカッコ良すぎて、泣けてきた。
フルマラソンの距離を越えてから
モチベーションを保って貰うための言葉を選ばないと、と思っていた。でも、
「これからの一歩一歩がすべて自己ベストだね!」と笑顔の彼女。
私、何にもしなくていいじゃん(笑)
夜が明け、急に気温が上がる。
彼女は半袖に着替える予定にしていたが、
紫外線対策と時間短縮のために勧めなかった。素直に従ってくれたおかげで、結果、目標距離に到達できた。
最後の10分。
タイムアウトにならないよう、
「10分以内に帰ってきて!」と声をかけると、物凄いスピードでダッシュした。
どこにそんな余力が!?
そしてゴール✨
一度もコース上を歩かず「完走」した彼女。
暑くても、体調が崩れても、決して
「やめる」と言わなかった彼女。
最後までキレイなフォームで走り続けた彼女。
しっかり練習を積んできたんだな…。
その努力を思うと泣けてきて。
走りきった彼女より私が号泣。
本気で頑張ってる姿を見せて貰えて、
感動しまくり。
それなのに、
「達成しないとわからないことがある、と
言っていた意味がよくわかった!
挑戦してよかった!」と。
一番聞きたかった言葉。再び号泣。
1週間経ってもまだ興奮覚めやらないのに
さらに追い撃ちの言葉。
「知り合えてよかった。」
またまた号泣😭
超カッコいい友達に感謝、そして、
ウルトラマンの仲間入り、おめでとう✨