「好き」や「得意」を極めるのではなく…。そして…。
バリ島に住む大富豪、「アニキ」丸尾孝俊氏に、これまでの事業は「好き」や「得意」をやってきたのか、訊ねてみた。
答えは……。
「できること」をやってきた。
自分にできること、できそうなことをやってきた。
「できないことはない」というのも正しいけれど、それだと間に合わない。
今から10年かけられるか。
できることをやったほうが早い。
できてる人にくっつくのが早い。
ただし気をつけろ。
「できてる風」がうさんくさい。
ややこしい。
では「できてる風」をどうやって見分けるか。
誠実性があるかないかでわかる。
誠実性がないのは嘘っぱち。
「ひとつこと」を続けている人は誠実性がある。
「できてる風」と付き合うと、ふりまわされる。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
御意!
「できること」で人のお役にたちながら、「できないこと」に挑戦していく人生を送りたいなぁ。
「できてる風」についても。
バブルが弾けるあたりの時代、新興宗教が(宗教モドキも含めて)異常に流行っていた。
今のセミナー乱立があの頃と似ている。
「できてる風」はあの頃の「教祖」の口調にとても似ている。
付け焼き刃の知識でセミナーを開催するひとの、何と多いこと。
誠実でない、言動不一致の「教祖」の、何と多いこと。
正しいひとを見極める目を持たないとね。
そして、今、できることを一歩ずつ、丁寧に、ね。