「萩往還ウルトラマラニック」その3
「二日間走る」というと必ず聞かれます。
「寝ないんですか?」
48時間以内にゴールすればよいので、途中で寝ても構いません。
176km地点、宗頭文化センターの体育館には、毛布が用意されていて、仮眠(雑魚寝)を取ることができます。
私も20分ほど横になりました。
後は眠くなったらどこでも寝てました。
コンビニの駐車場とか、エイド脇の路地とか。
ランナー達に一番人気があったのは、田舎によくある屋根付きのバス停。
雨の降る夜中は争奪戦でした(笑)
関門があるので、休憩の1分1秒が後々命取りになりかねません。
スマホで5分のタイマーセットして、手拭いで頭に縛り付けます。
そんな状態なので、ちゃんと寝ることはできませんでしたが、目を閉じるだけでずいぶん楽になりました。
結局寝られないなら休まなければいいのでは?と、思うかもしれませんが、走りながら寝てしまって電柱にぶつかったので、一応休んでみました。痛かったのに目が覚めないのだから、相当眠かったんですね(^_^;)
レース前1ヶ月間、コーヒー断ちしたり
ガムやミントキャンディ食べたり
メンソレータムを目の周りに塗ったり
「眠眠打破」飲んだり
インスタントコーヒーの粉末舐めたり
いろいろやりましたが、効果薄く…。
足が痛いとか、食欲が無くなるとかより、
萩往還は睡魔との戦いが一番つらかったです。
ー続くー